外科矯正の治療のながれと費用

当院は顎口腔機能診断施設の指定をうけており、顎変形症の外科矯正には健康保険の適用が可能です。
健康保険では、処置内容に対して都度保険点数(=費用)が発生するため、予め治療の総額をお見積もりすることはできませんが、入院手術費を含めた平均自己負担額は50〜60万円程度といわれています。

1. 初診相談

患者様のご希望や気になることをお伺いし、それぞれの患者さんの不正咬合の状態にあわせての治療の概要や期間、費用などのご説明をおこないます。私ども矯正専門医から見て外科矯正が確定と考えられ、なおかつ患者様にも治療開始の意思が確定している場合、この段階から健康保険適用ですすめていきます。(初診相談〜検査〜診断までのステップは共通です)
また、検査結果を分析しないと外科矯正の適否が判断できない場合には、検査・診断までのステップはとりあえず自費で進行させていただき、後日外科矯正が確定した段階で清算いたします。
自費での各段階の費用につきましては、成人矯正の治療の流れと費用のページをご参照ください。

2. 検査 

患者様の不正咬合に適した治療計画を正確に立案するための検査です。矯正治療の検査結果は各種の分析をおこない、総合的に判断する必要があるため、検査結果は後日の診断の際にご説明いたします。

3. 診断

検査結果に基づく治療計画のご説明です。
ご提案した矯正治療計画で矯正治療を始める場合に予想される費用、治療期間、使用する矯正装置などについても詳細にご説明いたします。
診断でのお話に同意頂き、矯正治療をご希望された場合に矯正治療を開始します。
外科矯正での治療開始が確定したら、入院・手術予定の口腔外科も初診していただくよう手配いたします。
当院では、主に国立国際医療センター口腔外科、鶴見大学歯科病院口腔外科、昭和大学歯科病院口腔外科に顎変形症の手術を依頼しています。

4. 歯列矯正の開始(術前矯正)

現在の歯ならびから、あごの手術終了後にきちんと噛める歯ならびへ替えていくための歯列矯正です。手術後にきちんと噛める状態になったら、実際の入院・手術の準備を始めます。

5. 入院・手術

手術方法や手術部位にもよりますが、入院期間は10日から3週程度です。
退院後は、手術をおこなった顎の位置関係がとても不安定な時期なので、安定した管理のためにやや頻繁に当院に通院をお願いしています。

6. 手術後の歯列矯正(術後矯正)

手術によって確立したあたらしい顎の位置関係にあわせ、歯ならび、噛みあわせを完成させるための歯列矯正です。

7. 歯列矯正終了後のメンテナンス(保定観察)

歯列矯正の終了後も後戻りを防止しながら経過観察する必要があるため、定期的な通院が大切です。概ね半年に1度、約2年の保定期間中に4〜6回程度の通院をお願いしています。

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