マウスピース矯正 invisalign
ブラケットを使わずに歯を動かす
invisalign(インビザライン)の最大のメリットは、ブラケットを使わずに歯をうごかせること。そのため、食事や歯みがきに影響なく歯列矯正できることが最大のメリットです。
従来、矯正治療での精密な歯の移動にはブラケットとアーチワイヤーの使用が不可欠でしたが、invisalign(インビザライン)の登場により、かなり広範囲の歯列矯正がマウスピース矯正でできるようになりました。
なぜinvisalignを採用するのか
マウスピース矯正の中で、invisalign(インビザライン)のみがCAD/CAM技術で歯の動きを計算してマウスピース(アライナーといいます)を製作します。
本来、プラスチック素材でできたマウスピースは、正確に歯を動かすには不向きな材料です。そのため、確実に歯を動かせるようにマウスピースを製作するには相当の工夫と精密さが必要になります。
invisalignでは、プラスチックのマウスピースが確実に歯を移動できる量、すなわち1個のアライナーにつき0.25mmずつの歯の移動となるようにコンピュータで計算し、正確にマウスピースが製作されます。またマウスピースから歯に確実に力を伝えるための「アタッチメント」とよばれる付加装置などの工夫も治療システムに組み込まれているため、マウスピース矯正としては確実性の高い矯正装置になっています。
| インビザラインでの治療開始前です。 前歯の部分に少しでこぼこがあります。 |
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| アライナーを装着した状態。 よく見ると、透明なマウスピースが見えます。 コンピュータでシミュレーションして製作されたアライナーは、歯の動きにあわせて、2週間ごとに新しいものに交換します。 |
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| マウスピースを歯にしっかり固定するために「アタッチメント」というプラスチックの突起をつける場合があります。 もちろん矯正が終わったら撤去します。 |
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| 約7ヶ月後、ほぼ治療が終了しました。 |
invisalignの適用症例
invisalign(インビザライン)の適用範囲は様々な改良により年々かくだいされていますが、invisalignのみであらゆる不正咬合の治療を完了できる状況とはなっておりません。インビザライン適用に関する適否などについては初診相談を受診ください。
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▶インビザライン単独で治療を完了できる可能性の高い不正咬合の例
- ・でこぼこの程度が軽い、軽めの不正咬合
- ・奥歯のかみあわせの前後的なずれが少ない不正咬合
- ・上下の噛みあわせの前後、または左右のずれが少ない不正咬合
- ・垂直的なずれ(開咬・過蓋咬合)がない不正咬合
上記以上の、程度の強い不正咬合の場合には、短期的に、または見えにくい部分に限定的なブラケット装置の使用など、工夫が必要になる場合もあります。
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▶インビザライン単独では治療が難しい不正咬合への対応例
- ・invisalignでの治療に先立ち、奥歯の部分だけブラケットで先に治療しておく
- ・顎間ゴムを併用する
- ・矯正用インプラントを併用する
- ・invisalignでの治療終了後に歯並び全体にブラケットを短期間使用する... など
部分矯正に対するinvisalign lite の適用
invisalign liteとは、小規模な歯列矯正に適用できるディスカウントプログラムです。(2010年より提供開始されたサービスで、マウスピースが上下それぞれ14個までの範囲内と規定されています)
軽微なでこぼこの部分矯正などをお考えの患者様には、invisalign liteをお勧めする場合があります。
実際に部分矯正を受診される患者様の大半が、上の前歯だけ、あるいは下の前歯だけの矯正治療をされています。(そのような部分矯正が最適な不正咬合は限られるのですが)実際のところ歯は上下で噛み合っているものなので、上だけ、あるいは下だけと言う矯正治療では、歯科治療としてナンセンスな場合が多々でてきます。
そのような場合にinvisalign liteでは、比較的安価に、前歯の部分矯正だけでなく、前歯、奥歯のかみ合わせなども考慮して治療することが可能です。
状況により判断は異なりますが、上記の理由により当院では、部分矯正の際にはinvisalign liteも検討するようにしています。
invisalignでの治療・注意点
invisalign(インビザライン)の歯列矯正では、毎日20時間以上マウスピースを装着していただけることが治療の条件です。治療途中で予定と異なる歯並びになってしまうと、マウスピースと歯並びがあわなくなり治療が進行しなくなってしまいます。
その場合、治療期間が長期化するだけでなく、インビザライン再製作の追加費用がかかる場合もでてきますので、ご自分の生活スタイルの中で上記の装着時間を長期間継続できるかどうかを事前によくご検討ください。
矯正装置が見えるのはこまるが、しかしご自分でのマウスピース装着が困難とお考えの場合には舌側矯正をお勧めします。

