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インビザラインとクリアアライナーとは
どのように違うのですか?

1個のアライナーで可能となる歯の移動はほんのわずかな量しかありません。そのため、歴史的な経緯からは、マウスピースでの精密で複雑な歯の移動は非現実的と考えられていたのですが、緻密な設計のマウスピースを繰り返す事で現在では歯列矯正への利用が現実的なものとなりました。この部分を3DのCAD/CAM技術により実現したのがインビザラインです。
インビザラインは、アライナーの設計にCAD/CAMを利用し、矯正治療開始時から終了時までの、すべてのアライナー(マウスピース)を設計・製作します。一個のアライナーにつき0.25mmの歯の移動が可能なので、これが順序よく、能率よく組合わさるように矯正装置全体がシリーズとして設計製作されます。毎回歯並びの型をとる必要がなく、大量の歯の移動を効率よく計画可能な治療システムなので、当院では、トータルな歯列矯正をマウスピースでおこなう場合にはインビザラインを採用しています。
一方、クリアアライナーは、アライナー製作の都度、毎回歯並びの型をとる必要がありますが、その分「現状に即したアライナーの製作」に適しています。1mmの歯の移動に対し2〜3個のアライナーが手作業で製作され、これを繰り返しながら歯の移動を進めます。装置の製作ごとに歯並びの型をとる必要があるので、どちらかというと、限局的に歯を動かす治療に使用しています。
どちらも同じマウスピース矯正ですが、優劣というよりは、設計の考え方や製作方法などが根本的に異なるので「適した使用方法が異なる矯正装置」ということだと考えています。
いずれの治療システムでも良好な治療結果を得るためには、毎日20〜22時間の、長時間のアライナー装着が重要なのは言うまでもありません。

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